お久しぶりです。
社会人トレーナーのぴーしすと申します。
多くのトレーナーが目標に掲げているレート2000を初めて達成したので、構築記事に残していこうと思います。
TN:ぴーしす 位 Rate:
【構築の流れ】
レギュFが始まってから4ヵ月目となり、ブリジュラス、タケルライコ、ママンボウなどの評価が上がり、オボン剣舞パオ、欠伸ガチグマ、クリアチャームカイリューなどの型も流行したり、と環境の流れに合わせることが必要でした。
始めはシルクスカーフ暁ガチグマを初手出し負けしにくいポケモンとして構築の軸に考えましたが、そもそもBIG6系統の構築を扱えるほどプレイングが上手ではないし、また炎の渦やアンコール採用のカイリューなど露骨なメタが多く、5桁順位で停滞していました。(自慢の調整なので載せておきます)
@シルクスカーフ テラス:ノーマル
ブラム/ハイボ/大地/真空波
207(148)-×-156(124)-187(116+)-87(12)-86(108)
HB:特化ウーラオスの水流連打耐え(インファも耐える)
C:11n
S:多くの暁ガチグマを抜けるラインまでガッツリ
負けた試合から学んだことは´カイリューの型がさらに多様化し、対処を間違えれば簡単に負けてしまう´ことです。そこで起点作成デカヌ⇒絶対エースカイリューを採用することで、なによりもカイリューに隙を作らないようにしました。
初手デカヌだとオーガポンや眼鏡イーユイに無償突破されてしまうので、対の選出としてS10から愛用している眼鏡ハバタクカミを採用しました。
基本選出を考えたとき、前2体がパオジアンに弱いため、ラスト1体はスカーフやブーエナで素早さを上げたポケモンでないとパオジアン1体に破壊されてしまいます。アンコールや身代わりで対応範囲の広いブーエナツツミを採用しました。
カイリューを絶対エースと綴りましたが、相手がステロを撒いてくる構築(ディンルー、カバルドンなど)にはカイリューの強さが半減してしまいます。ステロの影響が少なく、ディンカイサフゴに強めなダイスガブリアスを第2のエースとして採用しました。
最後は受けループ、ママン軸などに対抗するために剣舞オーガポンとしました。
S16
S10
ほぼ一緒ですね。好き。
【各ポケモンの紹介】
①デカヌチャン@風船 テラス:飛行
デカハンマー/ステロ/電磁波/アンコール
191(244)-95-101(28)-×-125-158(236+)
S:最速ランドロス抜き
相手がスカーフなら通る技がないのでとんぼ返り⇒その隙に起点作成
相手がチョッキやオボンの低速なら岩封から地震なので、地震のタイミングでカイリューに引いてテンポを取っていきます。
要するにランドロスをカモにできます。
またタイプが優秀なので、炎技以外は基本的になんでも耐えます。
②カイリュー@クリアチャーム テラス:電気
雷パンチ/アイススピナー/龍舞/羽休め
187(164)-187(124+)-117(12)-×-121(4)-126(204)
A:11n
S:+1で準速パオジアン抜き
ランドロスを狩るアイススピナーは採用するうえで、
アイススピナー⇒地面テラス、地震アイスピ型を想定すると思います。
ただ地面テラスの場合、ウーラオスやパオジアンに極端に弱くなってしまい、絶対エースとしては頼りなくなってしまいます。
ランドライコ軸に強く、ウーラパオカミに隙を見せない電気テラスで採用しました。
③ガブリアス@いかさまダイス テラス:鋼
191(60)-198(236+)-127(84)-×-106(4)-138(124)
A:11n
S:+1でテツノツツミ抜き 準速サーフゴー抜き
HB:イダイトウの威力150お墓参りを耐えるライン
第2エース。
カイリューサフゴやドヒドに強く、テラス込みだと苦手な相手がほぼいないことも使いやすい要因だったと思います。
耐久、攻撃力、素早さすべてが絶妙に強い。さすが主人公。
④ハバタクカミ@眼鏡 テラス:ステラ
ムンフォ/シャドボ/パワジェ/テラバースト
131(4)-×-82(52)-205(252+)-156(4)-180(196)
C:特化
S:最速オーガポン抜き
HB:陽気パオのふいうちを最高乱数切り耐え
第2初手要因。
確実に初手対面を一撃で沈めるためにC特化。
炎オーガポン⇒ステラパワジェで確1であり、その他にも多くの相手に対して確1をとることができます。
ブリジュラスは型が多く対処が難しいですが、眼鏡ラスカでしか倒されないので
相手がステロ選択⇒ムンフォ×2で体力満タンで突破
相手がラスカ選択⇒眼鏡なら裏のカイリューの起点、ジャポやオボンならムンフォ×2で突破可能となります。
苦手なのは襷パオ、スカーフウーラオスですが、
パオはオボンや鉢巻が環境に増え、襷も含めて2番手以降に出てきやすい
ことから、あまり出し負けすることが少なかったです。
⑤テツノツツミ@ブーエナ テラス:ステラ
フリドラ/ドロポン/アンコール/身代わり
131-×-135(4)-176(252)-80-206(252+)
最速CS。ドロポン当てれば最強の3番手。
初手のデカヌとハバカミが隙を作りやすいので、裏から投げて積み技をアンコールで縛れるのは凄く偉かったです。
技範囲は相変わらず広く、最後の1体でもなんとかなる感がすごい。ハイドロポンプさえ当たればね。
⑥炎オーガポン@かまどの面 テラス:炎
159(28)-187(236+)-132(220)-×-117(4)-133(20)
H:16n-1 ウッドホーン回復の効率が良くなるようにH最小
A:11n
S:準速カイリュー抜き
ディンルーがきつくて採用した最後のピース。
受けループにも抗えます。受けループ側は特性ガードのヒードランやラウドボーンで対策していることも多いので、叩き落とすの採用になっています。
【選出】
〇基本選出
デカヌorハバカミ +カイリュー +テツノツツミ
〇ディンカイサフゴなど旧BIG6系統
オーガポン +ガブリアス +テツノツツミ
〇受けループ、ママン軸
デカヌ +テツノツツミ +@1
【まとめ】
最初の出会いは、クチートを求めてパルデア地方を走り回ったときでした。
ナカヌチャンに出会い、デカヌチャンに進化し、デカヌチャンの可愛さに惚れ、デカヌチャンの´アーマーガアを狩る´という裏設定に惚れなおしました。
レート対戦では工夫することでデカヌチャンの器用さを十分に発揮でき、襷、突撃チョッキ、風船、おんみつマントなど多くの型を育成することができました。
ありがとうデカヌチャン。最高の相棒です。これからもずっと一緒だよ。