【S16 デカヌカイリュー軸 最終 位】

お久しぶりです。

社会人トレーナーのぴーしすと申します。

多くのトレーナーが目標に掲げているレート2000を初めて達成したので、構築記事に残していこうと思います。

TN:ぴーしす 位 Rate:

 

【構築の流れ】

レギュFが始まってから4ヵ月目となり、ブリジュラス、タケルライコ、ママンボウなどの評価が上がり、オボン剣舞パオ、欠伸ガチグマ、クリアチャームカイリューなどの型も流行したり、と環境の流れに合わせることが必要でした。

 

始めはシルクスカーフ暁ガチグマを初手出し負けしにくいポケモンとして構築の軸に考えましたが、そもそもBIG6系統の構築を扱えるほどプレイングが上手ではないし、また炎の渦やアンコール採用のカイリューなど露骨なメタが多く、5桁順位で停滞していました。(自慢の調整なので載せておきます)

@シルクスカーフ テラス:ノーマル

ブラム/ハイボ/大地/真空波

207(148)-×-156(124)-187(116+)-87(12)-86(108)

HB:特化ウーラオスの水流連打耐え(インファも耐える)

C:11n

S:多くの暁ガチグマを抜けるラインまでガッツリ

 

 

負けた試合から学んだことは´カイリューの型がさらに多様化し、対処を間違えれば簡単に負けてしまう´ことです。そこで起点作成デカヌ絶対エースカイリューを採用することで、なによりもカイリューに隙を作らないようにしました。

初手デカヌだとオーガポンや眼鏡イーユイに無償突破されてしまうので、対の選出としてS10から愛用している眼鏡ハバタクカミを採用しました。

基本選出を考えたとき、前2体がパオジアンに弱いため、ラスト1体はスカーフやブーエナで素早さを上げたポケモンでないとパオジアン1体に破壊されてしまいます。アンコールや身代わりで対応範囲の広いブーエナツツミを採用しました。

カイリューを絶対エースと綴りましたが、相手がステロを撒いてくる構築(ディンルー、カバルドンなど)にはカイリューの強さが半減してしまいます。ステロの影響が少なく、ディンカイサフゴに強めなダイスガブリアスを第2のエースとして採用しました。

最後は受けループ、ママン軸などに対抗するために剣舞オーガポンとしました。

 

S16

S10

ほぼ一緒ですね。好き。

 

 

【各ポケモンの紹介】

①デカヌチャン@風船 テラス:飛行

デカハンマー/ステロ/電磁波/アンコール

191(244)-95-101(28)-×-125-158(236+)

S:最速ランドロス抜き

ランドロス採用の構築の8割は初手ランドロスを投げてきます。

相手がスカーフなら通る技がないのでとんぼ返り⇒その隙に起点作成

相手がチョッキやオボンの低速なら岩封から地震なので、地震のタイミングでカイリューに引いてテンポを取っていきます。

要するにランドロスをカモにできます。

またタイプが優秀なので、炎技以外は基本的になんでも耐えます。

 

カイリュー@クリアチャーム テラス:電気

雷パンチ/アイススピナー/龍舞/羽休め

187(164)-187(124+)-117(12)-×-121(4)-126(204)

A:11n

S:+1で準速パオジアン抜き

ランドロスを狩るアイススピナーは採用するうえで、

アイススピナー⇒地面テラス、地震アイスピ型を想定すると思います。

ただ地面テラスの場合、ウーラオスやパオジアンに極端に弱くなってしまい、絶対エースとしては頼りなくなってしまいます。

ランドライコ軸に強く、ウーラパオカミに隙を見せない電気テラスで採用しました。

 

ガブリアス@いかさまダイス テラス:鋼

スケショ/地震/アイへ/剣舞

191(60)-198(236+)-127(84)-×-106(4)-138(124)

A:11n

S:+1でテツノツツミ抜き 準速サーフゴー抜き

HB:イダイトウの威力150お墓参りを耐えるライン

第2エース。

カイリューサフゴやドヒドに強く、テラス込みだと苦手な相手がほぼいないことも使いやすい要因だったと思います。

耐久、攻撃力、素早さすべてが絶妙に強い。さすが主人公。

 

④ハバタクカミ@眼鏡 テラス:ステラ

ムンフォ/シャドボ/パワジェ/テラバースト

131(4)-×-82(52)-205(252+)-156(4)-180(196)

C:特化

S:最速オーガポン抜き

HB:陽気パオのふいうちを最高乱数切り耐え

第2初手要因。

確実に初手対面を一撃で沈めるためにC特化。

炎オーガポン⇒ステラパワジェで確1であり、その他にも多くの相手に対して確1をとることができます。

ブリジュラスは型が多く対処が難しいですが、眼鏡ラスカでしか倒されないので

相手がステロ選択⇒ムンフォ×2で体力満タンで突破

相手がラスカ選択⇒眼鏡なら裏のカイリューの起点、ジャポやオボンならムンフォ×2で突破可能となります。

苦手なのは襷パオ、スカーフウーラオスですが、

パオはオボンや鉢巻が環境に増え、襷も含めて2番手以降に出てきやすい

ウーラオスはスカーフが減少し、耐久の剣舞型が増加傾向にある

ことから、あまり出し負けすることが少なかったです。

 

⑤テツノツツミ@ブーエナ テラス:ステラ

フリドラ/ドロポン/アンコール/身代わり

131-×-135(4)-176(252)-80-206(252+)

最速CS。ドロポン当てれば最強の3番手。

初手のデカヌとハバカミが隙を作りやすいので、裏から投げて積み技をアンコールで縛れるのは凄く偉かったです。

技範囲は相変わらず広く、最後の1体でもなんとかなる感がすごい。ハイドロポンプさえ当たればね。

 

⑥炎オーガポン@かまどの面 テラス:炎

ツタ棍棒/ウッドホーン/叩き落とす/剣舞

159(28)-187(236+)-132(220)-×-117(4)-133(20)

H:16n-1 ウッドホーン回復の効率が良くなるようにH最小

A:11n

S:準速カイリュー抜き

ディンルーがきつくて採用した最後のピース。

剣舞⇒テラスして+3のツタ棍棒でだいたい1撃で飛ばせます。

受けループにも抗えます。受けループ側は特性ガードのヒードランやラウドボーンで対策していることも多いので、叩き落とすの採用になっています。

 

【選出】

〇基本選出

デカヌorハバカミ +カイリュー +テツノツツミ

〇ディンカイサフゴなど旧BIG6系統

オーガポン +ガブリアス +テツノツツミ

〇受けループ、ママン軸

デカヌ +テツノツツミ +@1

 

【まとめ】

最初の出会いは、クチートを求めてパルデア地方を走り回ったときでした。

ナカヌチャンに出会い、デカヌチャンに進化し、デカヌチャンの可愛さに惚れ、デカヌチャンの´アーマーガアを狩る´という裏設定に惚れなおしました。

レート対戦では工夫することでデカヌチャンの器用さを十分に発揮でき、襷、突撃チョッキ、風船、おんみつマントなど多くの型を育成することができました。

ありがとうデカヌチャン。最高の相棒です。これからもずっと一緒だよ。

【S10 デカヌカイリュー軸 最終699位】

初めまして。

新米トレーナーのぴーしすと申します。

S6から始めたガチ対戦で最終3桁という1つの目標を達成できたので、記念に構築記事を残しておこうと思います。

Image

Image

Image

TN:ぴーしす 735位 Rate1917 / スカー 699位 Rate1920

 

【構築の流れ】

これまでのシーズンと同様に相棒であるデカヌチャン+カイリューを軸にしました。

初手要因+デカイを基本選出としました。

Pokémon-Icon 959.pngPokémon-Icon 149.png

中盤の時期にDLC解禁⇒オーガポン参戦と環境が180°変わり、初手要因には対オーガポン性能が求められました。

眼鏡ハバタクカミのパワージェムで炎オーガポンが確定1発(かなりの耐久振り以外)であることに気付き、採用しました。

Sを削ったハバタクカミでは不利をとるパオジアンやスカーフランドロスに対してテラス込みで有利をとれる氷テラススカーフガブリアスを採用しました。

Pokémon-Icon 959.pngPokémon-Icon 149.pngPokémon-Icon 987.pngPokémon-Icon 445.png

この4体だとイーユイやイダイトウに弱いのでブーストエナジーのテツノツツミを採用し、受けループやチオンジェン入りの中低速サイクルに有利をとれるオボンイーユイの6体で今期の構築にしました。

Pokémon-Icon 959.pngPokémon-Icon 149.pngPokémon-Icon 987.pngPokémon-Icon 445.pngPokémon-Icon 991.pngPokémon-Icon 1004.png

 

【詳細】

Sugimori 959.png

①デカヌチャン@突撃チョッキ  選出率2位

特性:かたやぶり  テラス:飛行

191(244)-139(252+)-97-×-127(12)-114

HAベース Sラインで抜きたい仮想敵がいなかったため残りD

A:対面性能をあげるため火力特化

技:デカハンマー じゃれつく はたきおとす じならし

 

意外かもしれないが、今シーズンMVP。

どの構築にも採用されているハバタクカミをカモにできる破壊神。

カイリューに対して出てきたハバタクカミに後出しし、テラスや交換を強制する。交換先にはデカハンマーや交換を読んではたきおとすを選択して負荷をかける。

同様にテツノツツミも処理可能。

飛行テラスは相手のカイリューガブリアス地震を打ってくるタイミングで切ることで打開でき、有用なテラスであった。

 

Sugimori 149.png

カイリュー厚底ブーツ  選出1位

特性:マルチスケイル  テラス:ノーマル

193(212)-204(252+)-119(28)-×-121(4)-102(12)

S:4振りカイリュー抜き

技:しんそく じしん アイススピナー はねやすめ

 

電磁波の大流行に伴い残飯龍舞カイリューの使用感が悪く、ステロ構築が増えたのにあわせて厚底ブーツで採用。アンコールはサフゴカイリューほどの使用感が得られず、技範囲を増やせる3ウェポンにした。

アイススピナーは交換先のランドロスカイリューに打ち、有効打になった。またゴリランダーに対して強くなれる。

結果的には環境全体的に耐久に寄った調整が多いと感じ、龍舞なしでは火力不足を感じた。鉢巻やタイプ強化カイリューが正解だったかもしれない。

 

Sugimori 987.png

③ハバタクカミ@眼鏡  選出3位

特性:こだいかっせい  テラス:水

131(4)-×-82(52)-205(252+)-156(4)-180(196)

S:最速オーガポン抜き抜き

技:ムーンフォース シャドーボール サイコショック パワージェム

初手要因①。炎オーガポン、コノヨザルやテツノブジンはカモにできた。

ディンルーに対しては相手はテラスを切らざるを得ないので、テラスを確認する目的で裏のカイリューに引く。カイリューで削ったあとにシャドボを通す。

初手パオジアンを選出された場合はほぼ負けた。水テラス⇒つらら耐えて反撃を想定していたが、上位勢は電気テラバーストを選択してきた。強すぎる。

水テラスは水ウーラオスハッサム対面した場合の解答にしていた。たまたまだが、最終日にチョッキヘイラッシャでヘビーボンバーする型が流行?しており、easy winすることができた。

 

Sugimori 445.png

ガブリアス@スカーフ  選出率4位

特性:鮫肌  テラス:氷

193(76)-200(252+)-116(4)-×-106(4)-144(172)

S:準速ランドロス抜き

技:げきりん じしん アイアンヘッド テラバースト

 

初手要因②。パオジアンやランドロスにテラスを切ってアドバンテージをとる。

特にスカーフランドロスはとんぼがえりを選択することが多く、ビックリテラバーストで数的有利をとれた。構築的にランドロスが重くみえ、またスケショ型が主流のため警戒されることがなかった。

スカーフ型は後続に引いてからも詰め筋になれ、使い勝手がかなり良かった。

 

Sugimori 991.png

⑤テツノツツミ@ブーストエナジー 選出率5位

特性:クォークチャージ  テラス:鋼

131-×-134-176(252)-81(4)-206(252+)

技:フリーズドライ ハイドロポンプ テラバースト アンコール

 

デカヌチャンに代わって選出する。デカヌが苦手な炎タイプに強く、イーユイ入りには絶対選出した。

カイリューツツミの並びだとハバタクカミがあまりに重く、対策として鋼テラスを採用した。鋼テラバーストでもハバタクカミに対して7-8割程度だが、ムンフォを耐えて2発目で仕留めることができ、対面有利になる。

ラスト1枠だが、みがわりorアンコールの選択。後述するイーユイが身代わり採用なので、アンコールで使用したが意外と使う機会は多かったように感じる。

 

Sugimori 1004.png

⑥イーユイ@オボン 選出率6位

特性:わざわいのたま  テラス:ゴースト

159(228)-×-120(156)-182(84+)-141(4)-125(36)

HB:テラス身代わりがドヒドイデアクアブレイクを耐える

S:準速キノガッサ+3

技:かえんほうしゃ あくのはどう わるだくみ みがわり

 

受けループに対してはドヒドイデ対面で身代わりを残し、わるだくみ全積み⇒ハピナスを悪波で怯ませる。

最終日にキョジオーンが大量発生し、身代わりイーユイの刺さりが良かった。

 

【選出】

基本:ハバタクカミorガブリアス+カイリュー+デカヌチャンorテツノツツミ

受けループとキョジとチオン:イーユイ

【まとめ】

好きなポケモンで自分なりの調整も加えて勝てたので楽しかったです。

1桁、2桁の方は凄い。今後もエンジョイ勢の立場から応援しております。

Image

Image